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5. 試作の評価

5.1 連接評価

5.1.1 概要
今年度試作した変復調部及び高周波部の各モジュールと昨年度試作した送信PA部、受信部を組み合わせ、以下の項目について連接評価を実施した。
(1)受信選択度・他チャネル干渉評価
(2)耐フェージング特性評価
(3)誤り訂正評価
(4)送信及び受信立ち上がり特性評価
(5)送信スペクトラム評価

 

5.1.2 受信選択度・他チャネル干渉評価
(1)帯域外妨害
(a)測定目的
VDL帯域(118,000〜136,975MHz)外の妨害波に対する耐干渉性の評価を行う。
(b)測定方法
希望波の入力信号を減衰器を用いて−81dBmに固定し、BERが約8x10−4となる妨害波(標準信号発生器)のレベルを測定し、D/U比を求める。
尚、妨害波の周波数は、FMを除く場合で137.000MHz,FMバンドを含む場合で108.000MHz,90.000MHzとする。
希望波の周波数は136,975MHz及び118,000MHzとする。

 

 

 

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